目的や規模に応じて様々な種類がありますが、簡単なものから説明します。
なお、ここで言うネットワークとは社内のパソコン間を結ぶネットワークを指します。■ピア・トゥ・ピア
サーバーを必要としない単純なコンピュータの接続。
データ共有というよりか、機器やインターネットの共有を目的とし、パソコン数台の小規模オフィス向け。接続や設定も比較的簡単で、効果も大きい。
みんながインターネットを使える、プリンタを共有できる、データの受け渡しが簡単。
ただし、データは個々のパソコンで管理するため、重複や紛失の注意が必要。
■データサーバー型
みんなで使うデータを一括管理。どのパソコンからでも、サーバーのデータにアクセスできます。もちろん社員やグループ毎に、見ていいデータ、見ることができないデータを分けることができます。
このネットワークのもっともいい点は、各パソコンがもし壊れたとしても、データはサーバーに保存されているので、他のパソコンからでもすぐ見ることができ、作業が止まらないことです。ただし、その分サーバーのメンテナンスやデータのバックアップがとても重要です。
パソコン10台までなら、Windows2000/XPでファイルサーバーができますので、比較的リーズナブルに構築できます。普通のパソコンにハードディスクだけ容量アップし、データや電源のバックアップ装置を付け、ファイルサーバー用に設定するなど。
最近ではお手軽価格のファイルサーバー専用機も出ていますので、導入が簡単になってきました。 |